慢性的な首・肩のコリ・腰の痛み・肢関節の膝の痛み・下肢にかけての坐骨神経痛の原因の多くは背骨と骨盤の関節である。
仙腸関節(せんちょうかんせつ)の動きの障害によって起こるといわれております。
仙腸関節は解剖学的には正常で1mm~3mm程動きます。
引っ掛かりが生じて、この動きが小さくなると膝や肢関節や腰、肩のいろいろな場所に関節の関節包内運動(関節の遊で回施、回転、滑り)に障害が起きて周囲の筋肉にハリ、痛みを生じる事が医学的に証明されてます。
AKA療法は仙腸関節や首(頸椎)肩などの痛みの出ている場所に関節の動きをあたえる事により関節包内運動を正常化させて痛みをとる療法です。
初めて「仙腸関節」を対象とした治療を行うことに関しては、通常の西洋医学を学んできた者にとっては、大変勇気のいることだったと思います。 それは、「仙腸関節」が解剖学上「不動の関節」ということになっているからです。
解剖学の間違った思い込みを正すところか出発するわけですからこれは大変な勇気が 要ります。しかし、過ちに気づいた時からそれは確信に変わり、臨床を積み重ねることで自信に代わっていったことは想像のつくところです。
そして、「仙腸関節」の治療を行うことで解ってきた重要な発見が幾つか出てきたのです。